サンフランシスコに本部を持つ米国の環境NGO RAINFOREST ACTION NETWORKの日本代表部です

2015, 6月の記事一覧

紛争パーム油の進捗報告:主要スナック食品ブランド、持続可能性誓約で遅れたまま

新レポート発表:スナック食品20の遅延組ーペプシコ、クラフト・ハインツ、即席麺大手企業ーにサプライチェーンから紛争パーム油をカットするために、さらに行動を求める

緊急発信

ここからレポートがダウンロードできます。➡www.ran.org/sf20scorecard

問い合わせ先:エマ・リーレイ  425.281.1989, Emma@ran.org

サンフランシスコ, カリフォルニア州 — 本日、レインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)は、「紛争パーム油をカットする約束をテスト」という題名の新しい進捗レポートを発表した。これは2年前のスナック食品20キャンペーンの開始以降に行われたパーム油についての約束の相対的な強度をランクづけするもの。この2015年進捗レポートは、スナック食品20の遅延組にスポットライトを当て、それら企業や、約束を押し進めている先頭組企業が、私たちの食品システムから紛争パーム油を早くカットするために、できる行動や、行わなければならない行動の要点を述べている。RaceToCutConflictPalmOil

つい数年前は、米国でも非常に少数の人々しか、紛争パーム油について聞いたことが無かったが、パーム油の注目度は、Showtime、HBOやCNNの特集番組を含めてメディアの膨大な注目を浴びて、ゴールデンタイム状態となっている。現在、注目度が高い問題となり、論争の的となっているが、有名となった原材料は食料品店で販売されているパッケージ商品のおよそ半分で見つけられる。過去18ヶ月以上に渡り、消費者の需要によって、パーム油産業の巨大プレイヤーの多くに対して、そのサプライチェーンを浄化するコミットメントの公表を行うよう、成功裏に圧力をかけてきた。今、多くの人々が訪ねる質問は、本当にこれら全ての約束は実際にはどういう意味があるのか、そして、パーム油産業が森林減少、人権侵害、土地紛争、気候変動をもはや引き起こさない状態になるまでに、さらにどれだけ必要なことがあるのか、ということである。 (さらに…)

インドネシア伐採巨大企業エイプリル社、新持続可能性誓約発表の体制が整う

緊急発信 2015年6月1日
問い合わせ:エマ・リアレイ(Emma Lierley) 425-281-1989  emma@ran.org(英語原文

森林問題の活動家たちは注意深い楽観主義を表明。だが現場での結果こそが新方針を測る真のバロメーターとなる。 (さらに…)

プレスリリース:インドネシア木材合法性証明制度の抜け穴で、林産物製品の顧客は重大な危機に(2015/4/23)

国際的な購入企業と税関当局のための新たなレポートは、合法性検査システムはインドネシアの国内法および国際人権法を満たしているという十分な保証を与えていないことを指摘、追加的なデューデリジェンスが必要

カリフォルニア州サンフランシスコ – インドネシアの林産物製品の監査と認証システムは、依然として合法性を確保するには不適切であると、レポート「偽りの保証(FALSE ASSURANCES)」は指摘。レポートは、これら不十分な点に、どのように取り組んでシステムを改善し得るかを、具体的に勧告。

地域の法的権利を侵すことを避けたいと願う購入企業、輸入製品の合法性法制の実施を担当する関係当局は、製品がインドネシアの法律に適合していることの保証として、この検証システムにのみ頼ることを控えるべきである。 (さらに…)