NDPE方針
「森林破壊ゼロ、泥炭地ゼロ、搾取ゼロ」(NDPE: No Deforestation, No Peatland, No Exploitation)を実現するために、パーム油や紙パルプなど森林をリスクにさらす産品(森林リスク産品)生産における、森林保護及び人権尊重に関する新たな国際基準。詳細はこちら
FPIC原則(「自由意思による、事前の、十分な情報に基づく同意」の尊重)
Free, Prior and Informed Consentの略。先住民族が所有・利用してきた慣習地に影響を与える開発に対して、事前に十分な情報を得た上で、自由意志によって同意する、または拒否する権利のことをいう。FPICの定義は以下の通りである。
- 「自由」であること:強制、脅迫、撹乱、不当な影響や圧力がないことを意味する。
- 「事前」:人権基準上は、政府による事業許可の前を意味するが、少なくとも操業開始前に協議と同意を得るのための十分な時間を置くことを意味する。
- 「十分な情報」:事業の内容、規模、進行速度、可逆性、範囲および予想される社会・経済・文化・環境面の影響について先住民族の理解し、アクセスできる形で情報を提供することを意味する。
- 「同意」:先住民族の正当な代表者との誠実な協議の上での正式な書面による操業許可を得ることを意味する。FPICは、事業期間を通した継続的なプロセスで、合意内容の不履行や情報の齟齬など特定の条件の下では、撤回されることもある。
グリーバンスメカニズム/苦情処理メカニズム
人権侵害の可能性のある問題を是正し、救済を実現するためアクセス可能な窓口を設置し、企業が解決するためのプロセス。詳細はこちら
グリーバンスリスト/苦情処理リスト
ステークホルダー(人権擁護者や地域コミュニティと協働するNGO, NPO等)から報告された人権侵害の可能性のある事例と、それらに対し企業がどのような解決プロセスを実施しているか、開示したリスト。
人権デューデリジェンス
企業がバリューチェーン全般で人権尊重の責任を果たす上で、人権の負の影響を受ける可能性がある人のリスクを把握・調査し、防止・軽減するプロセスのこと。詳細はこちら
森林フットプリント
森林を犠牲にして生産される「森林リスク産品」の消費財企業の利用や、銀行による資金提供によって影響を与えた森林と泥炭地の総面積をいう(影響を与える可能性がある面積も含む)。消費財企業と銀行の森林フットプリントには、供給業者や投融資先企業が取引期間中に関与した森林および泥炭地の破壊地域、さらに供給業者や投融資先企業全ての森林リスク産品のグローバルサプライチェーンと原料調達地でリスクが残る地域も含まれる。森林および泥炭地が先住民族や地域コミュニティに管理されてきた土地にある場合は、その先住民族と地域コミュニティの権利への影響も含む。
森林リスク産品
パーム油、紙パルプ、大豆、牛肉、カカオ、木材、ゴム製品など、森林を破壊するリスクのある産品
ゼロトレランス(不容認)
人権、土地、環境の擁護者に対する暴力、(犯罪者としての)不当告発、脅迫、殺害を一切容認しないこと。企業にはサプライチェーンや投資においてゼロトレランス方針と手続きを定めることを求めている。詳細はこちら(英文)



