EoFレポート『APP社のグリーンウォッシュに隠された真実』
インドネシア・スマトラ島での森林減少・森林劣化を監視するNGO、アイズ・オン・ザ・フォレスト(Eyes on the Forest)は、APP社のグリーンウォッシュの実態を明らかにする報告書、「APP社のグリーンウォッシュに隠された真実『The Truth Behind APP’s Greenwash』」を2011年12月14日に発表しました。
英文レポートWWFジャパンによる関連記事
2012年01月22日
サンフランシスコに本部を持つ米国の環境NGO RAINFOREST ACTION NETWORKの日本代表部です
インドネシア・スマトラ島での森林減少・森林劣化を監視するNGO、アイズ・オン・ザ・フォレスト(Eyes on the Forest)は、APP社のグリーンウォッシュの実態を明らかにする報告書、「APP社のグリーンウォッシュに隠された真実『The Truth Behind APP’s Greenwash』」を2011年12月14日に発表しました。
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ガンズ社は、2010年9月に天然林から植林木へと原料供給をシフトすることを発表していたが、2011年6月には、豪州タスマニアの木材チップ会社であるガンズ社は、天然林からの木材利用を停止した。今後は、すでに伐採され貯蔵されている木材以外は、全て植林木へと切り替わることとなる。長らく豪州の環境問題として大きな課題となっていたタスマニアの森林保護に大きな節目が訪れ、州政府と連邦政府の間でも保護拡大への合意もなされた。
ところが、タスマニア林業公社はマレーシアのタ・アン社への原料供給向けに、タスマニアでの保護価値の高い森林やオールドグロス林の伐採を継続しており、当初の保護拡大合意への障害となっているとの指摘もある。タスマニアで生産された単板は、マレーシアで合板となり、大半が日本の床材などの建材として輸出されている。詳しくは、熱帯林行動ネットワーク(JATAN)の関連ページを参照ください。