サンフランシスコに本部を持つ米国の環境NGO RAINFOREST ACTION NETWORKの日本代表部です

‘メディア掲載’カテゴリーの記事一覧

メディア掲載:日経新聞パーム油記事でRAN川上がコメントしました(2020/12/1)

日本経済新聞「『認証パーム油100%』の裏側 日本勢、苦渋の混合品」(2020年12月1日)〜RAN日本代表部川上豊幸がコメントしました。

食品や日用品で最も重要な原料のひとつ、パーム油。生産現場での環境破壊が批判されるなか、日本の消費財メーカー9社が2020年までに「持続可能」認証を得た油での100%調達を達成すると掲げた。ところが内実は欧州勢に比べ質の低い「混ぜ物」方式が大半だ。企業の社会的責任への視線が厳しくなるなか、より優れた調達への転換を急ぐ。

日清食品「カップヌードル」の容器に、2月からヤシの木のマークが入った。マレーシアに本部を置く非営利組織(NPO)、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)が認証したパーム油を使った印だ。(略)

環境非政府組織(NGO)のレインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部は11月、日清食品に対して要望を出した。「(MB<マスバランス>では)生産地の追跡ができない問題あるパーム油が混合され、森林破壊や人権侵害との関与への対処が困難」と指摘している。>>続きを読む

**関連するRANのプレスリリース**


「日清食品に新署名11月13日開始『2030年まで、問題あるパーム油を使い続けないで!』」(2020/11/13)

新署名へのリンク

メディア掲載:【動画】Brut JapanでRANハイネケンが取材を受けました

Brut Japan「メガバンクと気候変動の危険な関係」(2020年10月15日)〜RAN「責任ある金融」シニア・キャンペーナーのハナ・ハイネケンが、森林火災、気候変動とメガバンクの関係について取材を受けました。

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**関連するRANのプレスリリース**

「『森林と金融』グローバルのデータベース発表〜パリ協定後、森林破壊企業に1,500億ドルの資金が流入〜」(2020/9/2)

Photo by Erik McGregor

メディア掲載:オルタナで「ルーセル・エコシステム」調査事例が言及されました

オルタナ「花王が小規模パーム農園の生産支援、インドネシアで」(2020年10月14日)〜RANのインドネシアでの調査事例が言及されました。

「花王は10月14日、インドネシアの小規模パーム農園の生産性を向上させ、RSPO(持続可能なパーム油の生産と利用を促進するための円卓会議)認証取得を支援するプログラム「SMILE」を発表した。現地で油脂製品製造・販売を手掛けるアピカルグループ、農園会社アジアンアグリと協働で実施する」>>続きを読む

**関連するRANのプレスリリース**

プレスリリース「花王と三菱UFJ、インドネシア『ルーセル・エコシステム』森林破壊に加担 〜取引先 RGEグループが森林破壊企業からパーム油調達〜」(2020/9/29)

ルーセル・エコシステムで造成作業をする掘削機、インドネシア ・アチェ州、2020年6月10日

メディア掲載:日本経済新聞で「森林と金融」関連活動が紹介されました(2020/10/5)

日本経済新聞「ESG投資家が注視するメガバンクとアジア 」(2020年10月5日)〜RANのコメントが紹介されました〜

「国際会計基準(IFRS)をつくる国際会計基準審議会(IASB)の運営母体IFRS財団が、非財務情報の基準設定について協議文書を発表している。世界的に乱立ぎみの基準を整理、簡素化する狙いがあり、選択肢の1つとして財団の下に新組織『サステナビリティー基準審議会』(SSB)をつくる案を示した。12月末まで意見を募るという(略)。

環境NGOレインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)が9月末に開いた説明会では、みずほに加えて、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループのASEAN域内での企業向け投融資について「結果として泥炭地・熱帯林の破壊につながっているのではないか」との問題提起がなされた。紹介されたインドネシアの大手財閥シナルマスへの融資などが象徴的な事例だ」>>続きを読む

**関連するRANのプレスリリース**
「『森林と金融』グローバルのデータベース発表〜パリ協定後、森林破壊企業に1,500億ドルの資金が流入〜」(2020/9/2)

MUFGアメリカズのニューヨーク本社前で森林火災への資金提供停止を訴えた、2020年9月1日、写真:Erik McGregor

メディア掲載:朝日新聞でRANパーム油関連の調査が紹介されました(2020/3/22)

朝日新聞「環境 転換点2030:農園開発、地球脅かす パーム油、持続可能な生産模索 奪われた原生林、取り戻せるか」(2020年3月22日朝刊)〜RANのインドネシア・ルーセルエコシステム(ラワ・シンキル野生生物保護区)での調査活動が紹介されました〜

「インドネシア・スマトラ島北部の『ラワシンキル野生生物保護区』は、絶滅危惧種のスマトラオランウータンの生息地でもある原生林だ。保護区の東部を上空からドローンで撮影すると、境界線を越えた保護区内でも原生林が切られている所があった。泥炭湿地を乾燥させる水路も見えた。(略)
 違法栽培のアブラヤシ農園は保護区内の別の場所にもあり、実が収穫された――。昨年9月、米環境NGO『レインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)』は報告書でそう指摘した。違法に栽培・収穫された実はどのような流通経路をたどってパーム油になり加工されるのか。RANは3年間にわたり調査し、報告書に記した。国際的な食品メーカーとともに、日本企業も巻き込まれていた。」>>続きを読む
「(環境 転換点2030)奪われた原生林、取り戻せるか」
「パーム油農園、森林破壊の傷痕 持続可能な生産目指す」(無料動画あり)

**関連するRANのプレスリリース**

「三菱UFJ、高リスクのパーム油企業へ資金提供 〜違法パーム油およびインドネシア泥炭林破壊とのつながりが明らかに〜炭素を豊富に含む『ルーセル・エコシステム』のシンキル保護区で違法栽培」 (2019/10/18)

破壊されたシンキル泥炭林、アチェ州

メディア掲載:オルタナにRAN川上豊幸が寄稿しました(2019/12/27)

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナonline」にRAN川上豊幸がインドネシア森林火災と、日本の紙消費・銀行業務」を寄稿しました(2019年12月27日)

「2019年、日本でも大きく報道されたアマゾンの森林火災。しかし大規模な森林火災はアマゾンだけでなく、インドネシアでも起きていました。2019年のインドネシアの森林火災で排出された二酸化炭素の量は、アマゾンの火災による排出量を20%以上超えていました。(続きを読む)

NGO共同プレスリリース「新報告書『紛争パルプ材植林地』発表〜インドネシア製紙大手APP社と地域社会との対立、数百の紛争を特定〜」 (2019/10/3)
〜インドネシア煙害深刻化、森林火災に責任ある企業として地域社会と森林保護の誓約を守るようNGOが要請〜