声明:ミネアポリスの黒人男性死亡での抗議デモ、構造的人種差別について(2020/5/29)
「黒人の命も大切(Black Lives Matter)」
——構造的な人種差別が構造の変化を求める
環境NGOレインフォレスト・アクション・ネットワーク(本部:米国サンフランシスコ、RAN)は、米ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさんが警官の暴行を受けて死亡した事件を巡り全米各地で広がる抗議デモについて、以下の声明を発表しました。
レインフォレスト・アクション・ネットワークは、米国の黒人が経験している構造的暴力に反対し、連帯して行動することを表明します。私たちは、対策と正義を求める人々と手を取り合います。私たちは、ジョージ・フロイドさん、アーモード・アーバリーさん、サンドラ・ブランドさん、トニー・マクデイドさん、アンバー・モンローさん、ブリオナ・テイラーさん、ジャマール・クラークさん、フィランド・カスティールさん、マイケル・ブラウンさん、タミル・ライスさん、トレイボン・マーティンさん、エリック・ガーナーさん、フレディ・グレイさんの殺害における、制度化された不公平に怒りを感じる人々と手を取り合います。そして私たちは、暴力を賞賛したトランプ大統領の恥ずべき発言を非常に残念に思います。
沈黙という選択肢はありません。改革を求め、正義を求め、人種差別的な暴力と人種的な不平等の終わりを求めるのは、私たち全員の責任です。
以下のように、今できることがあります。
—「ミネソタ・フリー・ファンド」に寄付し、緊急の法的支援をサポートする
—ミネソタの「ブラック・ビジョンズ・コレクティブ」をサポートする
(回復と変革をもたらす正義の原則に取り組み、抑圧および暴力構造の解体を誓うローカル団体)
— 人種差別に反対する姿勢を積極的に取るための方法を学ぶ(リンク集)
※英語の声明
“Statement from Rainforest Action Network on the protests in Minneapolis and systemic racism”
※関連文書(英語)
“Protect The Right to Protest and #DefendBlackLives” (2020年6月2日)
団体紹介
レインフォレスト・アクションネットワーク(RAN)は、米国のサンフランシスコに本部を持つ環境NGOです。1985年の設立以来、環境・森林保護で最前線に立つ人々とのパートナーシップと戦略的キャンペーンを通じて、環境保護と先住民族や地域住民の権利擁護活動をさまざまな角度から行っています。
本件に関するお問い合わせ先
レインフォレスト・アクション・ネットワーク
広報:関本 Email: yuki.sekimoto@ran.org